私たちのまちには、子どもから高齢者まで、たくさんの人が暮らしています。一人暮らしの高齢者の増加や、核家族化の進展などにより、個人や家族だけで解決できない問題が増えている中、「いざという時に支え合える人がいる」「自分たちのまちは自分たちで守る」。そんな一つ一つの積み重ねが、日々の暮らしの安心・安全につながっていきます。「今よりもっと住みよいまち」「子どもたちが安全に学べるまち」そんなまちをつくるために町内自治会は活動しています。
町内自治会の運営にあたって必要なものは「ルール(規約)」「人(役員・会員)」「話し合い(会議)」「予算(事業計画、会計)」「情報(広報)」の5つです。
みんなで決めたルールに従って、役員を中心に住民に開かれた運営を行っていくこと。それが町内自治会の運営を円滑にし、住民の理解と参加を得ながら、活発に活動を展開していくことにつながります。
多くの町内自治会では、4月から5月にかけて総会が行われ、年間の事業計画や予算が決定されます。
春は、役員会や顔合わせなど、多くの会合が持たれ、夏から秋にかけては、夏祭りや体育祭、敬老会など、町内自治会のメイン行事が開かれます。また、年間を通して、資源物回収や清掃、福祉活動、防犯灯の管理などのほか、子ども会や老人会の活動への協力も行われています。