1.会議等の運営
町内自治会の運営は、民主的(みんなで話し合って決める)であることが必要です。そのためには、総会や役員会、部会など、住民のみなさんが参加する機会を設ける必要があります。また、役員や担当者を選出し、役割を皆さんで分担することが大切です。
2.町内会事業
町内自治会の運営は計画的に行うことが大切です。そのためには皆さんで意見を出し合いながら、事業計画や予算書を作成し、実施後は、事業報告書や決算書を作成して会員に報告することが必要です。
3.会計管理
町内自治会のお金は住民みんなのものです。会計処理は適正かつ正確に行うことが求められます。帳簿の整理や領収書の保管など諸書類の整備と不正の起きないような現金及び通帳の管理が必要です。
4.会員管理
町内自治会に加入したら、世帯票などで会員の把握をします。個人情報なので十分慎重に取り扱うことが求められます。また、地域のつながりを強くするため、多くの住民に入会してもらえるような働きかけを行うことが大切です。
1.親睦イベント
お祭りや校区体育祭、ラジオ体操、グラウンドゴルフ大会、クリスマス会、もちつき、親睦旅行など地域のふれあいや親睦を深める行事を実施します。
2.美化、清掃
公園や河川、海岸、道路など、生活環境の美化活動を行います。ごみステーションの維持管理や資源回収などのリサイクル活動、地域の緑化活動(花壇整備)などを通じて快適な生活環境を維持します。
3.防犯、防災
安全で安心なまちづくりの実現に向けて、防犯灯の設置・維持管理や防犯パトロール活動、子どもの見守り活動などを行います。また、災害時の助け合い(共助)活動により住民の命を守ります。
4.校区行事
小学校区内にある町内自治会で校区連合会を組織し、様々な活動を行います。校区連合会は、校区全体の交流や親睦を図る行事の実施や行政との連絡調整窓口としての機能も持っています。
1.行政情報
市政だよりや議会だよりなどの行政広報紙の配布や、市や関係機関からのお知らせを各家庭に届けたり、回覧板でお知らせします。
2.地域情報
親睦行事や各種活動の内容や日程など、地域に密着した情報を回覧板や掲示板でお知らせします。また、町内自治会活動への参加促進活動を行います。
1.日本赤十字社
災害救助をはじめとする、日本赤十字社の人道的活動を支える社資(会費)は地域の皆様の協力により集められています。
2.共同募金
赤い羽根共同募金は、一般募金・歳末たすけあい募金として、地域の皆様の協力により集められています。小倉南区で集められた募金は、主に小倉南区の社会福祉活動を支える活動に使われるほか、福岡県の社会福祉活動にも役立てられています。
3.市民共済事業
交通事故に遭われた方の救済事業である「交通共済」の地域の申込み窓口として、町内会が協力しています。
1.財産管理、法人化
町内会活動を行う拠点として、集会所等の施設や土地などの財産を町内会で保有している場合があります。この町内会共有の財産を管理する際には、町内会名義で登記などの管理ができるよう、町内会が市の認可を受けることで法人格を持つことができます。
2.要望活動
住民が暮らしやすい地域づくりを実現するため、町内会は地域住民を代表して、行政機関や関係団体に地域の要望を伝えています。主に、横断歩道や信号、防犯灯、カーブミラーの設置、公園・道路・上下水道整備など生活に密着した要望を住民が一体となって行うことで、その実現につながります。
3.各種地域団体との連携
地域には、町内会のほか、子ども会や老人会、婦人会、公園愛護会、スポーツ推進委員、民生・児童委員など様々な団体や役割を持った方々が活動しています。 町内会も他の団体等と協力・連携して、まちづくり協議会による地域活動の中心的存在として活動しています。